治療のサポート
日常生活の注意点
発作の引きがねを減らすには
HAEの発作は予測がつかないことが多いですが、
医療行為(抜歯、手術など)
ストレス
他の疾患の治療に使用しているお薬
などが発作の引きがねになることもあります。
そのため日常生活では、発作の引きがねになりやすいことを知っておき、普段から医師に相談しておくことが大切です。
日々の症状や体調の変化などを記録する
ツールとして、患者さまサポートアプリ
「HAEノート」も活用いただけます。
iPhone & Android
これより外部のウェブサイトに移動します。(別ウインドウが開きます。)
患者向けアプリ HAEノートへ >発作の引きがねになりやすいこと
歯科治療や外科手術、内視鏡検査などの医療行為
歯科治療や外科手術、上部消化管へ機械的な刺激を与える医療行為(気管内挿管、気管支鏡検査、食道・胃・十二指腸内視鏡検査)は発作を引き起こす可能性があるため、治療が計画された段階でHAE治療を行っている医師にも相談しましょう。
抜歯や歯科治療の機会を減らすには、歯周病や虫歯を防ぐことも大切です。口腔ケアや定期的な歯科検診を受け、良い歯を保ちましょう。
精神的ストレス、肉体的ストレス
発作の引きがねの一つに、精神的ストレスや過労などの肉体的ストレスがあります。
十分な睡眠や適度な運動など、日々の生活でできるかぎりストレスを軽減しましょう。
他の疾患の治療に使用しているお薬※
エストロゲンを含む経口避妊薬(ピル)
更年期障害などに対するホルモン補充療法
高血圧の治療に用いるお薬
は、発作を引き起こしたり、発作の頻度を高めたりする可能性があります。
これらのお薬が必要な場合は医師や薬剤師に相談しましょう。
女性の場合 月経や妊娠・出産
月経や妊娠・出産が発作を引き起こす場合があります。
発作の起こるパターンと月経周期が一致していないか確認しましょう。
妊娠・出産に関しては、医師に相談しましょう。
ご家族に望まれること
HAEの症状は、外見からはわかりにくいことが多くあります。
そのため、周囲の人たちに理解されず、患者さんが無理をしてしまいがちです。
ご家族や周囲の方は、患者さんが無理をしていないか、注意して見守ってあげてください。
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『腫れ・腹痛ナビ HAEとのつきあい方』へ >